社員全員分のvCard用QRコードをまとめて作る
新年度の名刺の刷新や、展示会に立つスタッフの名札づくりでは、何十人分もの連絡先をQRコードにする必要があります。1人ずつフォームに入力していると時間がかかり、打ち間違いのもとにもなります。一括作成なら、人事や総務が管理している社員名簿から必要な列を貼り付けるだけで、1行につき1人分のvCard用QRコードができあがります。無料で登録は不要、透かしも入りません。作成されるのは有効期限のない静的QRコードで、処理はすべてブラウザ内で行われるため、名簿の内容がアップロードされることはありません。
表の列と入力内容
| 列 | 入力する内容 | 例 |
|---|---|---|
| 名 | 下の名前 | 太郎 |
| 姓 | 名字 | 山田 |
| 会社/組織 | 会社名、団体名、部署名など | 株式会社サンプル |
| 役職 | 部署や肩書き | 営業部 課長 |
| 電話(携帯) | 国番号付きの携帯電話番号 | +81 90 1234 5678 |
| メール(ビジネス) | 仕事用のメールアドレス | [email protected] |
| ウェブサイト | 会社や個人のサイトのURL | https://sample.example |
単独で必須の列はありませんが、各行に「名」「姓」「会社/組織」のいずれかを入れてください。「電話(ビジネス)」「電話(個人)」「メール(個人)」と、「住所」「郵便番号」「市町村」「国」の所在地欄は一括作成の表にありません。これらが必要な人の分は、「個別作成」に切り替えて作成します。
vCard用QRコードを一括作成する手順
- 名簿を表に入れる:ExcelやGoogleスプレッドシートで対象者の行をコピーし、表のセルを選んで貼り付けます。データは選んだセルを起点に入ります。CSVファイルがあれば「CSVを読み込む」、一から作るなら「CSVテンプレート」をダウンロードして記入します。初めてなら「サンプルを入れる」で3行の入力例を確かめましょう。
- 印の付いた行を直す:「2行に修正が必要です」のような表示が出たら、名前も会社名もない行を探して入力します。空行は自動で無視されます。
- デザインを一度だけ決める:前景色と背景色をコーポレートカラーに合わせ、自社のロゴ(PNG・JPG・SVG)をアップロードします。フレームやサイズも含め、設定は全員分のコードに共通で反映されます。
- ファイル名と形式を選ぶ:「ファイル名」は「自動」のままなら各人の名前になります。印刷会社に渡すならSVG、社内資料に貼るならPNGかJPGを選びます。
- まとめて保存する:「すべてダウンロード(.zip)」を押すと、有効な行の数だけ画像が入ったZIPファイルが保存されます。
活用例
- 新年度の名刺:4月の入社や異動で名刺を作り直すとき、更新後の名簿から部署全員分のコードを一度に用意できます。
- 展示会スタッフの名札:ブースに立つ営業担当者それぞれの名札に、本人の連絡先が入ったコードを印刷できます。
- 支店・店舗の担当者一覧:拠点ごとの担当者をまとめた案内に、1人ずつ連絡先を保存できるコードを並べられます。
- 大学・研究室の教員紹介:オープンキャンパスの配布資料に、教員ごとの連絡先コードを載せられます。
一括作成のコツ
- 姓と名は別の列に分ける:名簿でフルネームが1つのセルに入っている場合は、先に「姓」と「名」に分けておくと、相手の連絡先アプリで姓と名が正しい欄に入ります。
- ファイル名の並びを確認する:「自動」では名→姓の順になります(001-太郎-山田.png)。名字から始めたい場合は「ファイル名」で「姓」の列を選びましょう。通し番号が付くので、同じ名字の人がいても上書きされません。
- CSVは文字コードに注意する:日本語の名前を含むCSVは、Excelの「CSV UTF-8(コンマ区切り)」形式で保存してから読み込みます。文字化けしたときは、セルをコピーして貼り付ける方法が確実です。
- 数人分を試し読みする:印刷を発注する前に何人分かのコードをiPhoneとAndroidで読み取り、番号やアドレスに誤りがないか確かめましょう。印刷したコードは後から書き換えられません。
1人分だけ作るなら、vCard用QRコード作成ツールをご利用ください。