用途ごとのWhatsApp用QRコードをまとめて作る
訪日旅行者や海外の取引先とのやり取りにWhatsAppを使う企業では、問い合わせの内容がひと目でわかるよう、場所や商品ごとにメッセージを変えたコードが役立ちます。ホテルの客室、ツアーのプラン、展示会の出展商品、海外の拠点など、数が多いときは一括作成が便利です。電話番号とメッセージを並べた表から、1行につき1件のWhatsApp用QRコードがまとめてできあがります。無料・登録不要で、件数の制限も透かしもありません。作成されるのは有効期限のない静的QRコードで、番号やメッセージはブラウザ内で処理され、アップロードされません。
表の項目
| 列 | 入力する内容 | 例 |
|---|---|---|
| 電話番号(必須) | WhatsAppの番号を国番号付きで | +81 90 1234 5678 |
| テキスト内容 | チャット欄に入力済みにするメッセージ(空欄可) | Hello! I have a question about Room 301. |
「国/地域コード」の選択欄は一括作成の表にありません。国番号は番号の先頭に書き、日本の番号は最初の0を外して「+81」に続けます。
WhatsApp用QRコードを一括作成する手順
- 番号とメッセージを入力する:ExcelやGoogleスプレッドシートで電話番号とメッセージの2列を作り、コピーして表に貼り付けます。「CSVを読み込む」でCSVファイルを取り込むことも、「CSVテンプレート」をダウンロードして記入することもできます。「サンプルを入れる」を押せば入力例を確認できます。
- 番号の抜けを直す:電話番号が空の行は修正が必要な行として件数が表示され、直すまでZIPに含まれません。
- デザインを決める:ロゴ、色、フレーム、サイズを一度選べば、すべてのコードに反映されます。背景を透明にすることもできます。
- ファイル名と形式を選ぶ:「自動」では電話番号がファイル名になるため、全行が同じ番号なら「ファイル名」で「テキスト内容」の列を選ぶと区別しやすくなります。形式はPNG・SVG・JPGから選べます。
- ZIPで受け取る:「すべてダウンロード(.zip)」を押すと、全件の画像とcontent.csvが1つのZIPファイルに保存されます。
活用例
- ホテル・旅館の客室案内:客室番号入りのメッセージにしたコードを各部屋に置けば、海外からのゲストが英語で問い合わせても、どの部屋からの連絡かがすぐにわかります。
- ツアー・体験プランの予約:プランごとにメッセージを変えたコードをパンフレットに載せ、最初の一文でどのプランへの問い合わせかがわかるようにします。
- 海外拠点・代理店の窓口:国ごとに異なる番号を1つの表にまとめ、各国向けのカタログや名刺に使うコードを一度に作れます。
- 展示会の出展商品:海外の展示会で、商品番号を入れたメッセージのコードを商品ごとのPOPに添えれば、バイヤーからの問い合わせを商品別に受けられます。
うまく使うためのヒント
- メッセージは相手の言語で用意する:海外のお客様向けなら、入力済みのメッセージを英語などで用意しておくと送ってもらいやすくなります。相手は送信前に文面を編集することもできます。
- 番号の書き方をそろえる:「+81 090…」のように国内用の0が残っていないか確認します。Excelでは「+」から始まる値が数式とみなされることがあるので、電話番号の列は書式を「文字列」にしておきましょう。
- 部屋番号や商品番号は文頭に:メッセージの最初に識別子を置くと、チャット一覧のプレビューだけで用件を見分けられます。
- WhatsAppの入ったスマホで試す:印刷前に数件を読み取り、正しい番号とのチャットが開いてメッセージが入力済みになっているかを確かめます。
1件だけ作るなら、WhatsApp用QRコード作成ツールをご利用ください。SMSでも受け付けたい場合は、SMS用QRコードの一括作成も使えます。